RPA導入に失敗しない「ツールの選び方」5選!

RPAを導入し、業務自動化を図る企業が増えています。とはいえ、自社に合ったツールを選べなければ、せっかくのRPAも使いこなすことができません。そこで本記事では、RPAツールの種類や選び方、そしておすすめのツールなどを紹介します。

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RPAを導入し、業務の自動化を図ろうとする企業が年々増えています。

とはいえ、自社に合ったツールを選べなければ、せっかくのRPA導入も失敗に終わってしまいます。

せっかく導入するのであれば、「職場の生産性向上に役立てたい」と思う人は多いはず。

そこで本記事では、RPAツールの種類や選び方、そしておすすめのツールなどを紹介します。

結論からいうと、今注目のクラウドRPAを選ぶなら、直感的で使いやすい「BizteX cobit」がおすすめです。その理由もくわしく解説いたします。

目次

RPAとは?他の自動化ツールとの違い(マクロ / iPaaS / AI)

RPAとは、PC上の決まった動作をロボット(ソフトウェア)が代行してくれる自動化ツールです。

これにより、以下のような効果が期待できます。

  • 一人当たりの労働時間の削減
  • ルーティン作業の品質向上

とはいえ、業務を自動化するツールは、RPAのほかにマクロ・iPaaS・AIなどがあります。

それぞれ得意な領域やメリット・デメリットが異なるので、違いを押さえたうえで自社に最適なツールを選びましょう。

以下の表に各ツールの特徴を簡単にまとめたので、気になる方はぜひご覧ください。

RPA ・PC上で繰り返し行う決まった操作を、ロボットが代行する自動化ツール
・設定したルールに基づいて操作内容を記憶し、ミスなく作業を再現できる
・PC画面が複雑で変更が多いと、再度ロボットを作り直す必要あり
マクロ ・Excelなどの表計算ソフトで、データの取得・集計などを自動化する機能
・プログラミングを学んでいない人でも、業務の自動化に取り組める
・自動化できる作業の対象は、アプリケーション内の操作のみ
iPaaS ・複数のシステムを連携させ、データ統合・管理の業務を自動化するツール
・APIを利用するため、確実かつ安全に連携でき、データを高速処理できる
・APIが公開されているシステムのみ連携可能
AI ・大量に蓄積されたデータを分析し、高度な判断を自動で行うシステム
・生産管理や経営分析など、人間に代わって意思決定の予測・提案が可能
・機械学習するのに膨大なデータ量が必要で、迅速な実行は難しい

RPAツールの主な種類・特徴(クラウド / オンプレミス)

RPAツールの種類は、「クラウド型」と「オンプレミス型」の2つに大きく分けられます。

1. クラウド型

  • インターネット上でサービスを利用する形態
  • 低コストで導入でき、ネット環境があればどこでも・だれでも利用可

2. オンプレミス型

  • 自社内に専用のサーバやPCを導入・運用する形態
  • セキュリティ面に強く、自由なカスタマイズ・連携が可能

それぞれの特徴や違いを比較したのが、以下の図です。

クラウドRPA(BizteX cobit) オンプレミスRPA
開発期間 不要 3ヶ月~
年間費用 120万円~ 700万円
利用者 業務の担当者(専門知識不要) 専任者および情報システム担当者
企業規模 中堅・中小~大手企業まで幅広い 大手企業

近年はテレワークへの移行が進んでいるため、ネット上ならだれでも利用できるクラウド型の導入が一気に進んでいます

さらには、社内に専用のサーバやPCを導入する必要がないため、
・災害の被害を受けにくい
・システム復旧に関するコストを削減できる

というメリットも。

日本は地震や台風などの災害が多い国です。そのため事業をスムーズに継続するには、非常時のことも踏まえた運用が求められます。

その点、クラウド型は業務がストップする心配が少ないので、オンプレミス型と比べると有利といえるでしょう。

とはいえ、どちらのタイプも一長一短なので、予算や用途などに応じて最適なRPAツールを選ぶことが大切です。

下の図表では
・社外からのアクセス可否
・インターネット経由の要否
を軸に、それぞれの「得意な業務領域」をまとめています。

こちらも参考に、ぜひ自社に適したRPAの種類はどれかを考えてみてください。

クラウドRPA、オンプレミスRPAの得意な業務領域

※クラウド型・オンプレミス型の違いを詳しく知りたい方は、「RPAを比較!クラウド型とオンプレミス型の違いをスッキリ解説」をぜひ参考にしてください。

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RPA導入に失敗しないツールの選び方5つ

せっかくRPAを導入したのに、

  • なかなかツールを使いこなせない…
  • 思うように現場に落とし込めない…

などのトラブルが起きているケースは少なくありません。

そのような事態を避けるため、RPA導入に失敗しない「ツールの選び方」を5つ紹介します。

1. 自動化対応に必要な機能があるか
2. ツールに柔軟性・拡張性があるか
3. コスト以上の成果を見込めるか
4. ⾮エンジニアでも使いやすいか
5. カスタマーサポートは充実しているか

一つ一つ解説いたします。

1. 自動化対応に必要な機能があるか

・自社でどのような業務を自動化したいか
・そのためにどんな機能が必要か
などを事前に棚卸しすることは、最適なRPAツールを選ぶうえでとても重要です。

RPAツールの性能やプランによっては、運用できる人数や業務規模に制限があることが多いです。

そのため、あらかじめ希望条件や要件などを細かくまとめておくと、ツールの比較検討がスムーズになります。

2. ツールに柔軟性・拡張性があるか

RPAツールは、導入・設定をすればそれで終わりではありません。

業務に変更があればメンテナンスをしたり、不具合が起きれば細かい調整をしたりします。また、新たに自動化したい業務があれば追加で設定を行います。

スムーズな運用のために、ツールの柔軟性・拡張性はぜひチェックしておきましょう。

また、他サービスとの連携やカスタマイズ性もぜひ確認しておきたいところです。

3. コスト以上の成果を見込めるか

RPAツールを導入しても、ライセンス費以上の効果が見込めなければ赤字です。

・RPAツールで工数や時間をどのくらい削減できそうか
・空いた時間でどれだけの成果を上げられそうか
など、業務自動化によって得られる効果は事前に調べておきましょう。

RPAツールの機能・価格を踏まえて、収支のバランスを取りながら最適なツールを選びやすくなります。

4. ⾮エンジニアでも使いやすいか

実際にRPAツールをつかう現場の社員は、非エンジニアの方が多いです。

そのため、専門知識がなくてもロボットの作成・運用が容易であるかは、現場にRPAツールを定着させるうえでとても重要です。

誰でも使いこなせるように、直感的なデザインで操作性に優れているかも導入前に確認しておきましょう。

5. カスタマーサポートは充実しているか

RPAツールの導入・運用に、トラブルや課題はつきものです。はじめてRPAツールを使う場合、分からないことが多く不安になるかもしれません。

そのような事態をスムーズに乗り切るには、プロであるベンダーのサポートが必須です。

・RPAツールのマニュアルや研修があるか
・困ったときにすぐ問い合わせが可能か
など、ベンダー側のサポート体制が整っているかは要チェックです。

クラウド型のRPAツールに「BizteX cobit」が選ばれる理由

BizteX cobitの3つの特徴

RPAツールにはクラウド型とオンプレミス型があり、自社に合ったツールを選ぶにもさまざまなポイントがあります。

その中から、もしクラウド型で使いやすいRPAツールをお求めでしたら、「BizteX cobit」がおすすめです。国内初のクラウドRPAとして開発された、使いやすく・低コストで・小さく始められるのが特徴のツールです。

アカウント発行数は無制限なうえ、非エンジニアの方でも直感的に操作できるので、全社的に業務自動化を実現できます。さらには、導入から運用まで一貫したサポート体制があるため、トラブルが起きても安心です。

このような特徴やサポートにより、「BizteX cobit」の導入企業数(※POC含む)は、2018年から2020年にかけて約5倍にまで成長しました。

実際に「BizteX cobit」は5つのポイントを押さえているのかをツール選びに失敗しないための「BizteX cobit」への23個の質問でご紹介しています。

まずはRPAツールを無料体験してみるのがおすすめ

どんなに素晴らしく見えるRPAツールでも、実際に使ってみないことには操作性や相性などは分かりません。

そこでRPAツールの導入前には、無料で使えるトライアル期間を利用して、複数のツールを比較検討するのがおすすめです。

トライアル期間を設けているRPAツールは多いので、遠慮なく試してみましょう。また、その期間を通じて「なにかあったときにすぐ相談できるか」などのサポート体制も吟味しておくとよいです。

「BizteX cobit」も、1週間の無料トライアルキャンペーンを現在実施中です。

実際にクラウドRPAを体験してみたい
・本当に使いやすいか試してみたい
という方は、ぜひ気軽にお試しください。

クラウドRPAで、誰もがロボットを動かす世界へ。

国内初のクラウドRPA「BizteX cobit」を、まずは1週間無料でお試しください

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まとめ:最適なRPAツールを選んで業務を自動化しよう

改めて、これまでの話をまとめます。

・自動化ツールは特徴に応じて使い分ける(RPA / iPaaS / マクロ / AI)

・RPAツールは主に2種類に分けられる(クラウド型 / オンプレミス型)

・RPA導入に失敗しないツールの選び方5つ
 1. 自動化対応に必要な機能があるか
 2. ツールに柔軟性・拡張性があるか
 3. コスト以上の成果を見込めるか
 4. ⾮エンジニアでも使いやすいか
 5. カスタマーサポートは充実しているか

・RPAツール導入前に、トライアル期間を利用した比較検討がおすすめ

一口に「RPA」と言っても、その種類や特徴はさまざまです。その中から自社に最適なRPAツールを選ぶために、本記事で紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

弊社BizteXが展開するクラウドRPA「BizteX cobit」では、1週間お試しできる無料トライアルを実施中です。

まず情報収集をしてから検討したいという方向けに、

なども用意しているので、こちらもぜひご活用ください。

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