【RPAで業務効率化】特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説!おすすめツール3選を紹介

業務効率化が求められる現代。世界的にみれば日本のRPA普及は遅れをみせており、業務自動化に向けたRPA導入検討は急務となっています。とはいえ、自社にはどの製品が最適なのかわからず、導入に踏み切れない企業も多いです。本記事では、タイプ別に3つのRPAをご紹介します。不明点があればお気軽にお問い合せください。

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目次

RPAツール市場規模は年々拡大中

日本では2025年には、団塊の世代に加えて基幹システム(レガシーシステム)の管理・対応をしていたエンジニアが退職を迎える年です。

これにより国内企業全体の課題となるのが、減少する労働力をいかに確保・担保するかという点。つまりこれは、いかに少ないリソースで、これまで以上の上層力を担保・確保するかが需要になるというわけです。ここで注目されているのが、業務自動化に寄与するRPAツールです。

RPAツールは、AIと同様に業務・作業を自動化するツールとして利用されています。

2020年には市場規模も拡大され、その関連ツールは世界のソフトウェア売上をけん引しているほどです。日本国内ではもちろんのこと、先進国で推進されるDX(デジタルトランスフォーメーション)により、部門毎にことなるSaaSの導入やそれに伴うデータ連携に加え、リモートワーク化によってRPAツールの市場規模も比例します。

\事例を含めて5分でRPAがわかる/

RPAツール導入のメリット「人件費削減・業務効率化・作業の正確性」

RPAの選び方や事例を紹介

RPAについて何となく理解しているという方に向けて、ここではおさらいとして導入のメリットをご紹介します。

RPAには「人減らし」などネガティブな表現をされることもありますが、実際はそうではありません。今後ますます少なくなる労働人口に対して、RPAロボットで業務自動化すれば、人的リソースに余裕がうまれよりクリエイティブな業務にリソースを投下できるようになります。これこそが、RPAの真骨頂といえます。

人件費の削減ができる

これは単純な人減らしではなく、労働人口の減少などをこれから迎えるにあたって、人的リソースを有効活用するうえでの「人件費の削減」です。

たとえば、単純でありながら長時間の拘束が求められる業務から担当者を開放することで、企業にとって有益性のある業務を任せられる可能性もあります。

もちろんRPA導入による費用なども発生しますが、長期的に見て自動化により社内全体のコストパフォーマンスの向上が見込めます。

業務効率化でコア業務の時間を増やせる

RPAの登場当時は伝票作成や数値の入力など、非常にシンプルな業務にしか適用することができなかったRPAですが、近年はAIの導入により、より高度な業務を自動化することも可能になりました。

これにより先述した通り、人間が日々の作業として定型的に担ってきた業務を自動化し、意思決定やクリエイティブの現場などにリソースを回すことを実現してくれます。

作業の正確性が上がり人的ミスが減る

人がおこなうことで発生するヒューマンエラーのリスクも軽減できます。さらに、エラー発生時には、人、金など何らかの対応コストが生まれてしまうため、業務効率の低下や経費の圧迫リスクも発生しますが、RPAツールで自動化し、作業効率の改善とともにエラー率の低下を進められます。

人とは異なり、24時間365日疲れずに作業できる点も大きな魅力といえます。

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RPAにはデスクトップ型・クラウド型・サーバ型の3つの種類がある

ひとことでRPAといっても、デスクトップ型・クラウド型・サーバー型といった3つの種類があり、それぞれロボットを設置する場所が異なります。

また、導入・運用にかかる費用はもちろん、RPAを扱う際の人的コストも種類によって大きな差があるので、導入にはそれぞれの特徴をしっかりと比較したうえで、自社に合ったものを選びましょう。

デスクトップ型RPA(別名:RDA)

デスクトップ型は、少数でRPAを活用していきたい企業におすすめ

ふだん使用しているPCへ直接ソフトウェアをインストールし、利用する方法です。別名RDA( Robotic Desktop Automation )と呼ばれています。デスクトップ型RPAの得意分野は、特にRDAの得意分野は、デスクトップ上における操作(作業)の自動化です。

デスクトップ型は、情報システム設備を自社内に導入設置・運用する形態(いわゆるコンピュータにインストールされるソフトウェア)であったり、自社の資産として保有するハードウェアに関連する業務の自動化に適しています。

デスクトップで働くため、サーバーの構築も必要もなく、比較的低コストでの導入が実現します。つまり、自社内のコンピュータにインストールしてはじめて作動するRPAソフトウェアなので、端末一台に対してロボット一台をインストールする必要があります。そのため、全社的にロボットによる業務効率化を図る場合にデスクトップ型を選択すると、端末の台数分のコストがかかるということになります。

業務に使用しているPCの数が少なく、少数でRPAを活用していきたい企業などには特におすすめの設置法です。

クラウド型RPA

クラウド型は、導入コストを抑えて業務自動化を実現したい企業におすすめ

サーバやデスクトップといった会社所有のハードウェアに依存せずに、プロバイダーなどのクラウドプラットフォームからインターネット経由で利用するタイプがクラウド型です。

クラウド型はもっとも新しい形態で、ネット環境があればすぐに導入することができることから、費用負担も上記二つに比べて抑えやすいといったメリットがあります。 2017年7月、 BizteX cobit がクラウドRPA®として国内で初めて誕生しました。

クラウド型RPAの大きな特徴は、コスト削減効果や高いストレージの拡張性、インターネット環境さえあればどこでも使える利便性などが挙げられます。近年では被災時の業務継続といったリスク対策の側面があることから、企業や行政機関の情報システム運用はますますクラウド化が進むと予想され、クラウド型RPAの需要は高まっています。

効率的に自動化したいなら、扱いやすくスモールスタートが可能なデスクトップ型とクラウド型がおすすめです。

サーバー型RPA

サーバー型は、自社エンジニアが自由にカスタマイズできるRPAを導入したい企業におすすめ

サーバー型は、名前のとおり社内のサーバーにインストールするタイプのものです。

複数台のパソコンで同時にRPAツールを利用することができるため、大量の業務を一括管理することができます。100体以上のソフトウェアロボットを稼動させることも可能で、膨大な量のデータを扱い、将来的に自動化をスケールアップしたい業務に向いています。

サーバー型RPAは、自社にプログラミング知識を備えたエンジニアが常駐しており、自由にカスタマイズできるRPAを導入したい企業に特におすすめです。サーバーに設置する特性上、セキュリティ強化や一元管理が可能というメリットもあります。

一方でサーバー型は数百万から一数千万円以上とインパクトのある費用感のものはほとんど。さらに、プログラミングの知識が必要になるため、知識のない従業員でも扱えるようにしたい場合や気軽に自動化を進めていきたいと考えている場合には不向きかもしれません。サーバー型のRPAを導入する場合には、その費用対効果をよく検討してから導入しましょう 。

RPAを選ぶ際には汎用型・特化型かどうかもポイント

RPAの選び方や事例を紹介

そしてもうひとつ考慮しておきたいのが業界・業種特化型と汎用型の違いです。

はじめて導入するさいは、自社で自動化したい業務が、ベンダーが謡う業界業務に該当している場合には特化型を選ぶとよいでしょう。

汎用型とは

業界、業務を問わず、広く適用できる汎用性の高さが特徴のRPAツールです。

初期設定に一定の時間がかかってしまうものの、これ一台で何でもできてしまう利便性を強みとしています。マーケティング活動や営業活動、経理・事務業務など幅広く展開できます。

特化型とは

たとえば食品業界の伝票作成や勤怠の管理など、特定の業務に特化したRPAです。

汎用型ほどのオールラウンドな能力はないものの、業務フローが最初から出来上がったものを使用することができるので、使いやすいパッケージといえます。

導入しやすいRPAおすすめ3選

弊社BizteXの製品を中心に種類別でおすすめのRPAを3つ紹介します。

費用的にも比較的導入しやすいだけでなく、導入後の使いやすさやサポート面も重視しています。それぞれひとつずつ特徴などについて解説していきます。

デスクトップ型(RDA):『robop』

RPAの選び方や事例を紹介

設置方法 :デスクトップ型
タイプ  :汎用型
ベンダー  :BizteX
URL   :https://service.biztex.co.jp/lp/robop/

デスクトップ上でおこなう定型的なルーチンワークを自動化。自社独自の基幹システムなども対象になるので、幅広い業務に対応できます。

たとえば基幹システムの起動、取引先のWebサイトへのアクセス、ログオン、メニューやボタンのクリック、ログオフなどを自動的おこなうことができます。

スモールスタート可能かつ、専任の担当者によるサポートも充実しているので導入・操作のしやすさに定評があります。今なら2週間の無料トライアルも実施しています。ご興味がある方は下記より資料ダウンロードください。

\非IT部門でも使えるDX推進ツール/

クラウド型:『BizteX cobit』

RPAの選び方や事例を紹介

設置方法 :クラウド型
タイプ  :汎用型
ベンダー  :BizteX
URL   :https://service.biztex.co.jp/

国内初のクラウド型RPAで、2018年度のグッドデザイン賞も受賞し、扱いやすさにも定評のある製品。

1週間の無償トライアルあるので導入しやすい点も魅力です。企業規模問わず導入実績も豊富で、導入事例も多数公開中。サポート対応の手厚さにも定評があるため初心者にもおすすめのツールです。

RPAの導入をご検討中の方は、無料トライアルで実際にお使いいただくことをおすすめします。

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サーバー型:『NEC Software Robot Solution』

RPAの選び方や事例を紹介
URL:https://jpn.nec.com/

設置方法:サーバー型 *デスクトップ型もあり
タイプ:汎用型
ベンダー :NEC

国産製で信頼性の高い仕様が特徴です。完全日本語対応でマニュアルも完備しており、初めてのRPAでも安心して扱うことができます。ノン・コーディングでロボット構築も可能で、エンジニアリングの知見がなくとも導入できます。

まとめ

RPA導入が各企業、業界で進むなか、自社はどんな製品を選ぶべきか判断に迷う方もいらっしゃると思います。そこで今回はあえてご紹介する製品を絞り込み、例えば「この製品にこういった機能がついているものはないか」など、後の選択をしやすい形でご紹介しました。

繰り返しますが、現在、RPAは多種多様な製品が市場に出回っています。RPAが必須な時代だからこそ、コストパフォーマンスや必要な機能をじっくりと検討しながら導入を進めていきましょう。

▼今回おすすめした製品含めてRPAについてまとめているので、まずはこちらの資料をダウンロードして導入のご検討材料にお使いください。

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【問い合わせ】RPA・業務効率化のお悩みはBizteXにお任せください【相談無料】

RPAの選び方や事例を紹介

BizteXでは、国内初のクラウドRPA「BizteX cobit」、純国産のデスクトップRPA「robop」、SaaS連携プラットフォームiPaaS「BizteX Connect」を開発・提供しています。

中小企業さまから大手企業さままで豊富な導入実績があり、万全のサポート体制によりお客さま満足度が非常に高いのが自慢です。

RPAや業務効率化、システム連携による業務自動化、DXによる業務改善に関することなど、御社のお悩みをお聞かせください。

些細なことでも構いません。ぜひお気軽に下記よりお問い合せください。

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