勤怠管理システムKING OF TIMEをチャットやスプレッドシートにAPI連携して、業務の自動化・効率化する方法を解説

目次

勤怠管理システム 『KING OF TIME』とは

KING OF TIMEをデータ連携する方法
▲https://www.kingoftime.jp/

KING OF TIMEは、株式会社ヒューマンテクノロジーが開発・提供する勤怠管理を中心としたクラウドサービスです。KING OF TIMEを使うことで、打刻データをリアルタイムで管理することができます。誰もが簡単に扱えるほどシンプルな画面構成に定評があり、企業規模や業態・業種を問わずに導入がすすんでいます。

機能も豊富で、
・リアルタイム自動計算
・残業管理
・シフト管理
・申請承認
・有給休暇等の休暇管理
・アラート機能
 etc
といった豊富な機能が標準搭載されています。
勤怠管理をデジタル化することで、「日常業務や法改正に伴う管理業務などの対応工数削減」「正確な労働時間をリアルタイムで把握できる」などの様々なメリットを得ることができます。

KING OF TIMEのデータを連携する事によるメリット

KING OF TIMEは、人事労務・給与計算、データ分析など様々な外部サービスと人事マスタ・勤怠実績・勤怠申請データなどをAPIで連携することができます。また、CSVファイルなどでデータを出力する機能も備えており、幅広いシステムへのデータ共有も可能です。

KING OF TIMEと外部サービスを連携することにより得られるメリットを3つ紹介します。

様々な勤怠打刻方式を実現可能

例えば、入室管理システムと連携することで、オフィスへの出退勤時に自動的に打刻記録を実現できるため、打刻忘れ・不正な打刻などの防止ができます。他にも、ビジネスチャットと連携することで、チャット上のメッセージや絵文字リアクションなどで出勤を記録するといったリモートワークや外出先でも簡単にでき、メンバーの稼働状況も把握しやすくなるような打刻方法も構築できます。

正確な勤怠実績を活用できる

給与計算やプロジェクト管理等、勤怠・稼働実績を元に給与計算やプロジェクト原価を計算するシステムにとって、正確な勤怠実績データを参照できることは非常に重要です。KING OF TIMEで記録した勤怠実績データを連携することで、データ集約・転記の手間を大きく削減しつつ、正しい情報の活用を実現できます。

その他勤怠管理に必要な作業の手間やヒューマンエラーの削減も

勤怠管理では日々の出退勤の打刻だけではなく、休暇や残業等の申請と承認、勤怠に不備があるメンバーを確認し期日までの対応を呼びかけるリマインド等、様々な業務タスクが存在します。

そうした業務タスクの省力化や、ミスの防止なども外部サービスとの連携アイディア次第で可能になります。

例えばビジネスチャットと連携することで確認すべき申請があることを上長にリアルタイムで通知することで確認漏れを防ぐ、スプレッドシート等に勤怠データを連携し、勤怠エラーのあるメンバーをリストアップし、自動でリマインドを送信するなどが考えられます。

KING OF TIME と外部サービスの連携を実現するには?

KING OF TIMEと外部サービスを連携する方法を3つ紹介します。

1.標準連携機能

KING OF TIMEは 様々な外部サービスとの連携機能を標準機能として提供しています。
連携したいサービスが連携製品の対象に含まれている場合、標準連携機能の利用を検討するのが良いでしょう。

対象サービスカテゴリ

  • 給与計算
  • 労務管理
  • 人事管理
  • 組織戦略
  • シフト管理
  • データ分析
  • PCログオン管理
  • 入退室管理
  • ビジネスチャット
  • 給与前払い
  • 売上管理
  • メンタルヘルス
連携サービス一覧ページより
▲https://www.kingoftime.jp/relationship/

2.ファイル連携

KING OF TIMEは管理画面から各種データをCSVデータとして出力したり、CSVデータをインポートすることができます。標準連携していないシステムでもCSVやExcelファイルのインポート・エクスポートが可能であれば、ファイル連携によるデータ連携が実現可能です。

3. API連携

KING OF TIMEはAPIを公開しているため、APIが利用可能な外部サービスとのデータ連携に際してはAPIを利用するプログラムを自作し、連携を行うことも可能です。API利用に際してはKING OF TIMEでは追加料金も発生しないため、比較的低コストで実現できるのも魅力です。反面、プログラミングの知識・スキルとKING OF TIMEや連携先の外部サービスのAPIの理解が必要となるため、実現ハードルが高い方式となります。 

4. iPaaSの利用

iPaaS(アイパース:Integration Platform as a Service)とは、複数のシステムを連携して業務自動化やデータの一元化、リアルタイムな情報共有を実現するクラウドサービスのことです。iPaaSでは様々なサービスのAPIをプログラミングのスキル不要で利用できるようにしているため、API連携を簡単・シンプルに実現できます。

iPaaSはこちらの記事でも詳細に解説しています。
iPaaS(アイパース)とは?メリットや機能、活用事例をわかりやすく解説

iPaaS『BizteX Connect』で広がる業務自動化の可能性

KING OF TIMEをデータ連携する方法

KING OF TIMEと外部サービスの連携による業務フローの構築におすすめなのが、iPaaS『BizteX Connect』です。

『KING OF TIME』×『BizteX Connect』で、API連携を簡単に実現

KING OF TIMEは、Slackなどのチャットツールをはじめ、CSV形式で出力したデータをその他SaaSと連携することで、更なる業務自動化を図ることができます。

たとえば、KING OF TIMEをslackと連携することで、次の自動化を実現します。

①従業員データ一覧の取得
②打刻データの登録
③管理者データ一覧の取得
④申請データの登録を検知

勤怠管理における上記業務を自動化することで、業務効率化はもちろん生産性向上にも大きく寄与する業務フローの構築を実現します。

iPaaS『BizteX Connect』については、以下で詳しく解説していきます。

システム連携プラットフォーム『BizteX Connect』が実現する業務効率化

ツール連携システムとは

『BizteX Connect』は “複雑なシステム連携をシンプルに” します

iPaaS『BizteX Connect』は、プログラミングの知識がない方でも、簡単に操作することができるシステム連携ツールです。
複雑なシステム連携をシンプルに”をコンセプトに開発されているため、誰もが簡単にSaaSやDB、RPAなどの接続・連携ができるようになります。

また、接続にはAPIを利用するため、確実で安全な連携やデータの高速処理も可能。さまざまなシステム連携をクラウド上で一元管理することで、常に変化し続けるビジネス環境に柔軟かつ迅速に対応できるワークスタイルを実現します。

【製品ページ】>>SaaSとSaaSを繋ぐiPaaS『BizteX Connect』

【関連】>>【初心者向け】iPaaSとは?メリットや事例、RPAとの違いをやさしく解説

iPaaS『BizteX Connect』の特徴

BizteX Connectとは

①さまざまなシステムとシステムを、簡単につなぐ

「誰でも簡単にシステム連携ができるように」を第一に開発されているため、操作時にはプログラミング知識は必要ありません。
また、クラウドサービスとしてサブスクリプション型での提供のため、開発コストや管理コストもかかりません。

②連携シナリオを一元管理できる

管理画面上で、連携サービス状況を一元管理することが可能です。
編集・実行・管理も同じ画面上でおこなえるので業務効率も向上。さらに、稼働監視システムも不要です。

③クラウドベースのため、安価に手早くシステム連携を実現する

クラウドベースのため、素早く連携が可能です。専用のPCやサーバの設置は必要ありません。

④随時アップデート対応

クラウドベースのため、仕様変更時には随時アップデートが可能です。ユーザーからの機能要望にも柔軟に対応します。
アップデート時には、再インストールが可能なので、将来の拡張性も担保します。

業務自動化やDX事例

『KING OF TIME』と『BizteX Connect』が創出する業務自動化メリット

KING OF TIMEをデータ連携する方法

すでにExcel Onlineを活用している場合、『BizteX Connect』との併用で、さまざまなソフトやアプリケーションとの連携が可能です。

この連携により、業務自動化による作業工数の削減や人件コストの削減はもちろん、ヒューマンエラーの防止や脱属人化の実現にも大きく寄与します。

【図説】iPaaSを用いた『KING OF TIME』関連業務の自動化例

①チャットツール『Slack』と『KING OF TIME』を連携

自動化例▶Slackに投稿された情報をもとに、KING OF TIMEへ勤怠を打刻

KING OF TIMEをslack連携する方法

Slackに投稿された内容をもとにKING OF TIMEへ勤怠を登録します。 KING OF TIMEの画面を開くことなく、Slackから出勤・退勤・休憩などの勤怠打刻をおこなうことができます。

▼デモ動画で連携フローの一例を確認しましょう

Slack→KING OF TIME連携

②『KING OF TIME』・『Google スプレッドシート』・『Slack』を連携

自動化例▶残業や休暇申請をSlackに通知する

勤怠管理システムとスプレッドシートを連携する方法

KING OF TIME上で申請された残業や休暇申請情報を取得。Googleスプレッドシート上の社員情報と照らし合わせて、申請者の上長宛てにSlackに通知します。
これにより、 申請の確認漏れ防止や、対応スピードのアップが実現できます。

導入したiPaaSは、勤怠管理業務の場面以外であっても活躍します。

たとえば、経理業務におけるiPaaS活用のおいてGmailやOutlookメールに添付された請求書ファイルを受け取ったさい、それらをストレージであるGoogleDriveやboxに自動で格納することも可能です。

こういった単純作業の自動化は、作業工数を削減するだけでなくヒューマンエラーの防止に大きく寄与します。

【関連記事】>>APIを使ったGmailのデータ連携で業務を自動化する方法【BizteX Connect】

【関連記事】>>APIを使ったOutlookのデータ連携の方法【BizteX Connect】

【関連記事】>>Excel Onlineのデータ連携をAPIを活用して簡単におこなう方法【BizteX Connect】

【関連記事】>>【業務自動化】APIを使ったGoogleスプレッドシートとデータ連携する方法

【無料トライアル】『KING OF TIME』とその他SaaSの連携はiPaaS『BizteX Connect』を実現

KING OF TIMEをデータ連携する方法

iPaaS『BizteX Connect』は、無料トライアルを実施中です。

無料トライアルでは、すべての機能を実際にお試しいただけるだけでなく、メールでのサポートや操作レクチャーもご利用可能です。

また、2週間のトライアル期間でご利用になられたアカウントは、本格導入時にもそのまま引き継ぐことが可能です。ぜひお気軽にお申込みください。

【関連記事】>>【業務自動化】オンラインストレージ『box』と他システムをAPIで連携

【関連記事】>>【業務自動化】CRMプラットフォーム『HubSpot』と他システムをAPIで連携!

【問い合わせ】勤怠管理業務の自動化・効率化に関するご相談はこちらから

BizteX株式会社では、誰でも簡単に扱えるプログラミング不要なiPaaS『BizteX Connect』を開発・提供しています。

中小企業さまから大手企業さままで豊富な導入実績があり、万全のサポート体制によりお客さま満足度が非常に高いのが自慢です。

iPaaSや業務効率化、業務の自動化、業務改善に関すること、その他クラウドサービス(RPAやAI-OCR、受発注システム)のことなど、御社のお悩みをお聞かせください。

業務自動化・効率化のお悩みは、ぜひお気軽に下記よりお問い合せください。

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