RPAの導入効果とは?基本からデジタルレイバーと呼ばれる理由まで解説【活用事例集】

目次

【基本】そもそもRPAとは?

RPAはRobotic Process Automation(ロボティック プロセス オートメーション)の略で、あらかじめ定めた手順に従って、システム内で動くロボットのことです。

これまで人の手をつかっておこなってきたさまざまな定型業務を、人間に代わってロボットがおこなってくれるRPAは、「業務効率化」や「生産性向上」に一役買ってくれる優れたツールといえます。

RPAをうまく活用することで、さまざまなメリットを享受することができるのが最大の魅力。

以下で、働き方改革、品質向上、企業の競争力向上、生産性の向上(社会的問題の解決)という4つの面から、RPA導入によってどのようなことが実現できるのか解説していきます。

【わかりやすく解説】RPAの導入で得られる効果とは?

RPA導入効果①「働き方改革の推進・ワークスタイルの多様化」

  • RPAが業務を代行することで、労働時間が削減できる
  • ルーティンワークに費やしていた時間を、よりクリエイティブな仕事にまわせる
  • 副業や起業など、働き方の選択肢が増える
  • ワークライフバランスが向上する

RPA導入効果②「商品・サービスの品質向上」

  • 作業忘れが無くなる
  • 成果物にミスがなくなる
  • データの収集量と作業頻度が向上する
  • 納期の短縮が可能となる

RPA導入効果③「企業の競争力向上」

  • 生産性が向上し、業績が改善する
  • 間接部門でのコスト削減が期待できる
  • 長時間労働が改善される。その結果、離職者が減る
  • 最適なリソース配分ができるようになる
  • 従業員がクリエイティブな業務に集中できることで、仕事への満足度が高まる
  • 商品・サービスの品質が向上し、顧客満足度が高まる

RPA導入効果④「生産性の向上」(社会的問題の解決)

  • 長時間労働を改善することで「働き方改革」を推進できる
  • 少子高齢化による労働力人口の減少をRPAの導入で一部補完できる
  • 生産性が上がることで、国際競争力の改善につながる

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RPAが「デジタルレイバー」と呼ばれる所以とは?

RPAの基礎知識|導入メリットやコストのキホンを解説

しばしば、RPAは「デジタルレイバー」(digital labor)と呼ばれます。

RPAは、眠らず、疲れず、文句を言わず、辞めることもなく、人がおこなっていた業務をはるかに高いパフォーマンスで実行し同等以上の結果を出すことができます。

人に代わって仕事をこなすことから「レイバー」(労働力)なのですが、導入後即業務がこなせると誤解されることも多いようです。

そうではなく、これまで人が試行錯誤を重ねて完成してきた作業手順を一つひとつ分解し、まずはレイバーであるソフトウェアロボットにその手順を覚えさせることからRPAの導入は始まります。これはつまり、導入後も手順のうちの一つで仕様変更があれば、その都度ロボットを調整することになるということ。

このように、教えなければ動きませんし、その都度軌道修正も必要です。システムでもなく、インストールすればすぐに使えるソフトウェアでもない、RPAがデジタルレイバーと言われる所以なのです。

RPAの導入で生まれる企業の好循環

RPAの導入により商品やサービスの品質が向上するだけではありません。繰り返しの単純事務作業から解放された人は、付加価値の高いクリエイティブな仕事に多くの時間を費やすことができるようになります。

つまりこれは、仕事への満足度も高まるということ。そして、よりクオリティの高い商品・サービスを受け取った顧客の満足度を高めます。

RPA導入の効果によってうまれた好循環は、結果として企業の発展に大きく貢献します。労働力不足や海外アウトソーシングの価格高騰の代替手段として注目されているRPAですが、いまや企業の競争力強化はもちろん、競争力向上のために欠かせないレイバーです。今後も当たり前のように企業戦略に組み込まれていくでしょう。

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