BizteX robop

導入事例:株式会社日本能率協会マネジメントセンター

2022年4月よりデスクトップ型RPA robopを導入し、社内業務の自動化を進める株式会社日本能率協会マネジメントセンター 。今回は、実際にrobopで新たな業務フローの構築を実現したNPB事業本部 事業管理部の日置さんと稲村さんにRPAの導入背景や使用感、具体的な導入効果についてくわしくお話を伺いました。

企業概要

会社名:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
代表取締役社長 :張 士洛
所在地:東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー
設立:1991年8月8日(営業開始日1991年10月1日)
HP: https://www.jmam.co.jp/
事業内容:人材育成支援事業、手帳・カレンダー事業、出版事業

RPAの導入背景について

▲ 株式会社日本能率協会マネジメントセンター NPB事業本部 事業管理部の日置さんと稲村さん

―――RPAの導入をご検討された背景について教えていただけますでしょうか。

稲村さん:私たちの部署では、日々全国の取扱店で販売された本や手帳のデータの集計作業をしています。そのなかに大量のPOSデータを取得する作業があり、繰り返し発生する作業なのでどうにか自動化できないかと考えはじめたのがRPAの導入検討背景になります。

これまでもデータ取得作業はExcelのマクロを組んで自動化を試みていたのですが、マクロが上手く動かないこともあり、メンテナンスコストが大きくなってきたことが課題となっていました。

―――Excelマクロによる対応からRPAへの切り替えにあたっては、複数のRPAツールを検討されてきたかと思いますが、比較検討にあたって重要視されたポイントはどのような点でしたか?

日置さん:実はrobopを導入する以前にも他のRPAを導入していました。本来であればそちらのRPAを使った業務自動化を図っていきたかったのですが、なにしろサーバ型のRPAでプログラミング知識が必要だということもあり、現場でロボットを作成するのが難しかったんです。

ロボット作成に頭を悩ませていたタイミングで、BizteXさんのRPA「robop」を紹介いただき、まずはトライアルをしてみようという話になりました。robopはとにかく操作画面がすごくわかり易そうだなというのが、第一印象でしたね。

―――サーバ型はIT部門のプログラミング知識のある担当者でなければ触れないケースも多いので、現場で実際の業務担当者が扱うにはやや複雑かもしれませんね。

稲村さん:そうですね。とくにrobopはドラッグアンドドロップで簡単にロボット作成ができるので、ノンプログラミングで扱える点がとても良かったです。はじめて操作画面に触れたときも抵抗なく使いはじめることができました。

日置さん:サーバ型のRPAも導入当時に3日間ほど研修を受けたのですが、あまりにも複雑でなかなか身につかず、業務と並行してロボットのシナリオ作成を習得するのはとても難しかったんです。本格的に自分たちだけでRPAを活用していくには費用も時間もかかってしまうので、厳しさを感じました。

robopの場合はトライアル時から稲村をはじめとする部署のメンバーが自身で簡単なロボットを作成できていたので、現場で展開していけるだろうと判断し本格導入にいたりました。

―――ありがとうございます。シンプルなUIには特にこだわっており、IT部門の担当者ではなくてもロボットの作成ができるように設計されているのがrobopの強みです!

稲村さん:わかりやすいUIが導入の決め手となったのはもちろんですが、実際に業務で動かしたいロボットを作成する様子を見せてくれながら、操作方法を覚えていくといった実践的なサポートだったのも良かったですね。

まずは取り扱いマニュアルを読んでからというのではなく、実際に手を動かして覚えていくという方法でサポートいただける点もとても私たちに合っていました。

RPA「robop」の具体的な活用事例

―――現在robopで業務自動化をすすめていますが、導入効果はいかがですか?

稲村さん:5つほどの業務をRPAで自動化しています。特に効果を感じているロボットは、さきほどもお話した POSデータ周りのデータ集計作業です。これは毎日動かすロボットと月に一度動かすロボットを作成しています。

どちらもロボットのシナリオとしてはほとんど同じもので、POSデータを複数取得して、指定のフォルダに格納・設置するといった内容になります。

RPA活用事例:データを複数取得して、指定フォルダに格納・設置

▲店舗一覧データを基に、各サイトへアクセスしログインを実行。さらに商品を選択し各必要データをダウンロードした後、連携用フォルダに格納。作業の完了(失敗)報告をメールにて通知

日置さん:毎日動かすロボットについては、手作業でおこなうと毎日30分ほどの作業になります。ロボットで自動化させたことで、朝の9時には作業が終わっている状態なので、担当者はロボットが作業したものを確認するだけとなりましたね。定型的な作業工数が削減されたことによる効率化を感じています。

稲村さん:月に一度動かすものについても同様のフローになります。これまでは7時間ほどかけてマクロで実行していた作業でしたが、RPAを活用することで3時間程度のロボットによる自動化が実現しました。

これまでは店舗一覧からそれぞれのサイトへアクセスしてログイン、さらに指定の商品を選択して必要データをダウンロードするといった作業を毎月200回ほど、マクロを活用しながら実行していたのですが、エラーが発生することも多く隣で担当者が監視していなければならない状態でした。エラーが発生するとファイルを動かしたりメンテナンスを実施したりと2日、3日かかってしまうこともあって、毎月とても大変な思いをしていたのを覚えています。

―――その作業をRPAで自動化させたことで、時間と工数の大幅削減に繋げることができたのですね。

稲村さん:そうですね。定型作業を自動化させたことで業務効率化が実現したのはもちろんですが、精神的なストレスも軽減されました。時間に余裕が生まれたことで他の業務にあてる時間も増えたことで、生産性の向上にも寄与していると感じます。今後は収集した情報を加工して、データベースに登録していく定型作業もrobopで自動化していく予定です。

RPA「robop」サポート対応満足度について

―――robopでは専任のCSによる万全のサポートを無料で提供していますが、サポートサービスの満足度はいかがでしょうか?

日置さん:サポート体制が整っていて、導入後の早い段階で私たちが想定していたよりも多くのロボットを作成できたのは印象的でした。もっと早くrobopのことを知れていたらなと思ったほどですね。

稲村さん:とてもわかりやすく対応いただき、満足度は高いです。導入から実際にロボットを動かすまでもスピード感があって、すぐにひとつの業務の自動化が叶ったのを覚えています。

Zoomでのオンラインサポートを受けていますが、不便に感じることはありません。ヘルプコンテンツのQAを確認すれば疑問のほとんどが解決するので、そちらと合わせて利用しています。

―――ありがとうございます。今後も、ユーザーの疑問をスピーディーに解決できるよう、Zoomやmeetでのオンラインサポートのほかヘルプコンテンツ、チャットサポートなど多方面からご支援させていただきます。

今後のデジタル活用についての展望

――― より業務を効率化し生産性を高めていくために、いま検討されている自動化フローなどはありますか?

稲村さん:あります。お話した成功体験から、RPAを使って同じように自動化していきたいという声が他部署からもあがっているので、まずは横展開をしていきたいと考えています。

―――その作業をRPAで自動化させたことで、時間と工数の大幅削減に繋げることができたのですね。

稲村さん:直近では、受注・出荷業務を担う部署でロボットによる自動化を取り入れていきたいですね。現在はPDFで受け取った注文内容をOCRで読み取りデータ化しているのですが、その点においても人の手を介さないフローを構築できたらと思っています。OCRや基幹システムを操作するシナリオを作成して、登録作業や伝票作成の自動化も進めていきたいですね。

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