【職種別RPA活用法】具体的業務を公開

クラウドRPAの活用法

最近オフィスでの定型業務にRPAを用いることで、業務の効率化を図る企業が急速に増えています。

ただ、RPA自体が比較的新しいジャンルということもあり、「RPA」という単語は聞いたことがあるが、実際どういう風に活用できるのか想像できない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では実際にRPAで自動化できる業務について、業界や部門ごとに活用事例をご紹介していきます。

目次

業界別にRPAの活用事例を体系的にご紹介!

RPAが得意とするのは、Webを介したリサーチや情報取得、入力、転記、といった作業です。

どの会社でも社内を見渡せば、きっとさまざまな部門・部署でこのような業務は行われているはずです。これらの作業が含まれている業務の例を、業界、部門・部署別にご紹介しますので、RPAの導入や業務効率化の参考にしてください。

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[部門別業務例]例えば、こんな部門のこんな業務で活用できます

RPAによる自動化というと、バックオフィス系の部門での活用を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は営業部門で活用しているケースも少なくありません。

例えば顧客情報の転記やレポート資料の作成など、本来営業活動においてそこまで重要ではない業務を自動化することで、売上に直結するコア業務に注力することができるようになります。

具体的な業務例は下記になります。

営業・営業企画・顧客管理

  • メール対応
  • ターゲットリストの作成
  • 売上レポートの作成
  • 企画書やプレゼン資料のための競合リサーチや素材集め
  • 顧客管理ツールへのデータ入力
  • カスタマーサポートメールの配信
  • サポート状況アラートの通知

実際の例でいうと、例えばユーザー企業のアカウント登録や情報更新の自動化、そして取引先の関係情報のクローリングに活用されています。

アカウント登録のリクエストは土日も関係なくやってくるため、従来であれば月曜に作業していたが、RPAで自動化することで申し込みが来た日にすぐ顧客に対応することができます。

このように業務時間の短縮はもちろん、UXの向上も期待することができます。

詳しくはこちらに事例が紹介されていますのでご覧くださいませ。

マーケティング

次はマーケティング活動におけるRPAの活用についてです。近年ではMA(マーケティングオートメーション)などの活用が急速に広まり、企業のマーケティング活動はかなり効率化が進みました。

ただ、それでもいまだに下記のような業務を手動で行っている企業は、実際まだまだ少なくありません。是非下記のような業務の自動化に興味がある方は「RPAの導入」を検討してみてください。

  • 各種広告運用レポート
  • メディアの更新・修正
  • 競合リサーチ
  • ステップメール対応
  • 海外サイトのリサーチ
  • 統計・ランキングデータリサーチ
  • アクセス解析レポート作成のためのデータ収集
  • メディア別レポートの作成
  • お問合せ対応
  • SEO・リスティングレポート

マーケティングにおける実際の活用例で一番多いのは広告レポートの作成です。社内用レポート、社外用レポート共に多くの企業が活用しています。

実際、複数サイトから数値を引っ張ってきてレポートにまとめることを自動化することで、より改善に向けた戦略に時間を効果的に使うことができます。

詳しくはこちらの事例を参考にしてみてください。

人事・採用

次は人事・採用に関してです。特に近年は人材不足が深刻化していて、採用に困っている人事の方も多いのではないでしょうか。

特に応募者のメール対応や応募者情報の登録/修正など、本来あまり時間をかけるべきではないノンコア業務が多くあります。

また近年では、中途採用はもちろん、新卒採用でも「スカウトメール」を活用する企業も増えてきました。このスカウトメールの送信自体をRPAで自動化することで、理想の時間帯にメンバーのリソースを割くことなく、効率的に求職者にアプローチできます。

  • 応募者メール対応/スカウトメールの送信
  • 応募者情報の管理
  • 求人原稿の修正や更新
  • セミナーや研修会場リサーチ
  • 勤怠管理
  • 給与管理台帳の作成
  • 人事考課の管理

人事・採用においては、特にスカウトメールや説明会の案内メールの自動送信に活用されることが多いです。応募者は複数社同時にエントリーするのが当たり前ですから、よりレスポンスが早い企業を優先していく傾向にあります。

よって、貴重な人材を逃さないためには、よりスピード感を持って正確に、かつ多くの案件に対応することが求められます。そこでRPAを活用することによって応募者に素早く、そして正確に対応することができるようになるのです。

詳しくはこちらの記事も併せてご覧ください。

経理・財務

最後は経理・財務に関してです。代表的な使い方としては請求書の処理や受発注の管理の自動化などが挙げられます。

この領域では、特に経理システムや会計システムとの連携など複雑でミスが凝りやすい業務も多いでしょう。特に月末や決算前はかなり忙しく、残業になってしまうことも多いのではないでしょうか。

これらの業務をRPAで自動化することで、時間短縮・残業削減はもちろん、ヒューマンエラーもなくなるため、ミスの修正にかかる時間やコストも削減できます。

  • 経費精算・管理、データ入力
  • 顧客データと連動した請求書や見積書、注文書の作成
  • 売り上げ管理
  • 受発注管理
  • 書類のOCR活用したデータ化→システムへの転記
  • ECサイトの出荷・在庫管理
  • 決済処理
  • 取引与信審査、反社チェック
  • 交通費の自動精算
  • 端末情報の管理

経理の中でも特にRPAによる自動化のニーズが強いのが「書類のOCR活用したデータ化→システムへの転記」です。内容を逐一確認し、ミスなく入力するのは時間がかかるうえに骨が折れます。「処理業務が集中する月末は残業が避けれられない」という企業様も少なくありません。

書類を用いる業務もAI-OCRという書類の読み取り技術とRPAをかけ合わせることで、データの転記まで完全に自動化することができます。

総務、秘書、アシスタント

  • 飛行機や新幹線、ホテルの比較情報をリサーチ
  • 贈答品のリサーチ
  • キーワードリサーチ
  • メール対応
  • 備品購入のための商品リサーチ・比較
  • 購入履歴から備品管理表の作成
  • 資料作成のためのリサーチ
  • 請求書作成
  • 交通費登録

その他、Web・メディア関連業務

  • サイトの更新・修正
  • WordPressの更新(下書き保存まで)
  • 自社SNSアカウントへ投稿(下書き保存まで)
  • メルマガ配信(下書き保存まで)
  • SNS広告出稿登録作業
  • 動画用翻訳字幕の作成
  • DSPタグ発行業務

クラウドRPAの BizteX cobit が導入されている業界・業種は多様

前の項目であげた経理、総務、人事などのバックオフィスと呼ばれる業務や、営業、マーケティング部門などのフロントオフィス業務は、おそらく業界・業種を問わず存在する業務でしょう。

つまり、RPAを活用した業務改革は下記のようなさまざまな業界・業種でも実行可能と言えます。

  • インターネット広告代理業
  • 人材サービス業
  • 不動産業
  • 家事代行業
  • デジタルマーケティングコンサルティング業
  • IPOコンサルティング業
  • 決済代行業
  • テレマーケティング業
  • シンクタンク
  • 船舶代理業 …

またクラウドRPAは、今後も常に機能が拡張されてアップデートされていきます。ぜひいまのうちに、自社であればどのような業務が効率化できそうか検討してみることがおすすめです。

国内初のクラウドRPA「BizteX cobit」とは?

BizteX cobitは国内初の純国産クラウド型RPAです。cobitの主な特徴としては下記の5つが挙げられます。

特に一番大きな特徴は④の、エンジニアでなくても簡単に自動化のためのロボットを作成できる点です。現場のメンバーが実際に自動化したい業務を自由にRPA化することができます。

そのため、業務のフローが一部変更になったとしても、現場で簡単に修正・変更ができます。特に近年、エンジニアの人手不足が課題な企業も多い中で、エンジニアの負担を増やすことなく業務の自動化を推進できます。

詳しくはこちらで解説しておりますので、ご興味のあるかたは是非ご覧くださいませ。

>>BizteX cobit製品ページはこちら

まとめ:活用事例を参考にRPAの導入を検討してみましょう

業界や業種の組み合わせ次第で、もっと多くの業務が自動化できます。また加えて、クラウド型RPA自体の性能も常にアップデートされ続けるため、さらに今後も自動化できる業務は増えていくことでしょう。

特にいずれはAIの活用領域も広がり、簡単な意思決定はAIだけで行うこともできるようになるといわれています。そのためにも、今のうちから業務フローを整備し、可能な部分から自動化しておくと、AIの導入もスムーズに行えるでしょう。

実際にRPAを試してみたいという方は、こちらの資料をダウンロードし、是非ご活用くださいませ。

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